前回「錆との闘い5-フレーム&ボディ内部の錆止め-」の続きです。


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今回はFRPで主にヘッドライト周辺を修復していく作業を書きたいと思います。
FRPの施工に当たっては、錆との闘い2-武器の紹介ーでも触れたように、
  • 強度を出すために0.3mmアルミパンチング板を下地にする。
  • アルミパンチング板を挟むように上下2プライ(2層)ずつFRPを施工する。 
という方法で行いました。
溶接は一切行わず、アルミパンチング板の固定はグルーガン(ホットボンド)で行っています。

1.0.3mmアルミパンチング板でFRP下地を作る

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初めてFRPを施工する素人が↑このような状態をどこまで修復できるのか不安で一杯でした。
まずはアルミパンチング板を入手し、修復する場所に必要な形を紙型に取って、型に沿ってアルミパンチング板を切り出していきます。0.3mmのアルミなら普通のはさみで余裕で切れます。
アルミパンチング板は楽天市場で30cm×40cmのものが1,000円位でした。今回の修復では2枚使っています。
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次に、グルーガンを使って修復箇所に仮留めしていきます。後でFRPで固めるので軽く留まっていれば十分です。穴が開いているのでホットボンドを表側から狙ったところに注入でき、とても施工性が良かったです。しかもそれだけで結構しっかり留まってくれます。0.3mmのアルミ板は簡単にふにゃふにゃですので、複雑な形状にもフィットさせることができます。この方法はかなり使えます!
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2.FRPを施工する

まずは、ガラス繊維マットを紙型に沿って切り出していきます。上下2枚ずつ用意しなければいけないので、これが一番大変な作業でした。切り出したガラス繊維マットはしっかりともみほぐしておきます。そうすることで樹脂の浸透を高め、良く密着するようになります。FRPの施工は硬化するまでの時間との闘いですので、下準備が重要になります。
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切り出しともみほぐしが終わったら、どんどん貼り付けていきます。樹脂を塗るのは100均のペイント用ブラシを使いました。写真を撮り忘れましたが、柄が真っすぐのタイプの方が空気を抜きやすいので使いやすかったです。歯ブラシを使う方もいるようです。時間との闘い&ベタベタなため、作業中の写真はありません。
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リアマフラー上部や細かい穴もすべて塞ぎました。硬化した部分を触ってみるとかなり強度があり、叩いてみると金属のようなコンコンという音がします。リアマフラー上部はこれでもかというくらい樹脂を流し込みましたので、体重をかけてもびくともしません。
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ついでに折れていたヘッドライトのステーもFRPで固めてみました。どの接着剤よりもガッチガチに固まりました。ステーだけで持っても全く問題ありません。
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3.パテで仕上げ&塗装

FRPが硬化したら、余分な部分を切り取って隙間などをパテで埋めていきます。隙間が空いていると水が入り込み、錆を再発させる原因になりますので丁寧に行いました。
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目分量のため硬化剤多すぎです↑。硬化剤が多いとすぐ硬化が始まって施工ができなくなりますので分量はしっかり守りましょう。
それにしても、パテは物凄い臭いですね。FRPもかなり臭かったですが、パテはそれを上回ります。ラストボンドは天国でした(笑)
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↑ヘッドライト取り付け用の穴も開けました。金属用のドリルの歯が高かったので、木工用の12mmのドリルで開けましたが余裕でした。黄緑になっているのは、余ったラストボンドを塗ったからです。
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どんどん施工していきます。細かなところも漏れなく隙間を塞ぎ、滑らかになるようにしています。この頃になると少しずつまともな姿になってきたのでモチベーションが上がってきています。出勤前に作業をする生活が既に2か月以上続いています。

パテが終了したら塗装をしていきます。プラサフ→シャーシブラックの順で仕上げます。途中でシャーシブラックが切れたので、純正色のボディペンを奮発しています。
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近くで見ると素人感満載ですが、実用性には全く問題ありません。強度的にも十分です。最初に比べると見違えるようで、個人的には十分満足です♪
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ライトも無事はまりました。
リア側も塗装し、ついでに錆が出ていたルーフと給油口周辺も、ケレン→ラストボンド→塗装を実施しました。かなり適当です(笑)錆びなければいいのです。
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今回はここまでにします。
今回の施工でわかったのは、
  • アルミパンチング板をFRPの下地に使用すると施工性が良く強度も出る
  • アルミパンチング板の仮留めはグルーガンがやりやすい
ということでした。参考になれば幸いです。

次回以降は、ボディマウント部の補修→クラッチ交換→足回り&ブレーキ整備→腰上OHなども頑張って書いていきたいと思いますが、長くなるので細かく区切っていきます。

続く↓ ↓ ↓
錆との闘い7-ボディマウント補修


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